Nomaの元シェフが考案したラーメン

Nomaの元シェフが考案したラーメン

コペンハーゲンにはNomaという世界一のレストランがあったりして、見た目も美しい料理を出すところもあるのですが、外食は基本的に高いので、日本に比べて外食産業も発展しておらず、特にデンマークに行ったらあれ食べに行きたいとかはないなー…

と思っていたのですが!

1週間のうちに2回行ったお店ができてしまいました。

それが、我らが日本のラーメン屋!

Nørreport駅から徒歩5分ほどの市内中心部にあるSlurp Ramen Joint。去年2017年にオープンしたそうですが、いつも満員らしく、寒い中外で待つ人もちらほら見受けられました。

シェフはデンマーク人で、なんとNomaでも働いていたそう。

東京にも少しの間勉強しに来ていたそうです。

メニューはシンプルに、塩と醤油と味噌ラーメン

135デンマーククローネなので、一杯約2400円!デンマークの物価だと普通な感じでしたが、日本円に直してみると高いですね。約3倍のお値段です。

一回目が塩ラーメン

麺はデンマークでとれたオーガニック小麦を使用して、材料も地産地消なんだとか。スープはさっぱりしていて、豚肉も日本の焼き豚とは少し違う、ラーメンだけどラーメンじゃないファッショナブルなラーメンでした。

パンやジャガイモばかりの生活だから余計なんですが、もう一度食べたくなって1週間後に行った時は醤油ラーメンをオーダーしました。

スープはコクがあって、お肉の上に乗っているのがマッシュルームのペーストだそうで、良い感じに味もおしゃれな味になっていました。

味噌はピリ辛で、そちらも美味しそうでした。

これはハマチのなんとかですが、日本から来たと言うとサービスしてもらいました。器も彩りも綺麗です。

おそらく東京のラーメン屋で勉強時代に学んだのだと思うのですが、「ヘイ!お味はどうでしたでしょ?」「またどうぞおこしくださいませー!」というような普通のデンマークのレストランだったら絶対言わないような挨拶や、運んだ後に説明を入れるホスピタリティーなんかも日本風でした。

ヨーロッパでは日本食は健康食として人気で、たくさんのレストランもあるのですが、日本人がやっていない日本風だったり、日本で食べた方が味も値段も良いのであまり挑戦しないのですが、こちらは日本食がデンマーク風に進化していたのでダブルで楽しめました。

世界一のレストランNomaは予約が半年〜1年待ちなど難易度が高いので、ぜひ、味も見た目もノルディックになった新ラーメンをトライしてほしいと思います。

 

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