バイヤーの極意?

バイヤーの極意?

先月も行ってきたデンマーク旅行ですが、なんともワクワクがとまらないのはやはり買い付けです。いろんなヴィンテージショップやアンティークショップに行くのですが、興奮しすぎて疲れることがあるのが少し難点でもあります。

例えば新しいお店を見つけて入って、

こんな感じでお宝があると、脳内がパンクして何から手をつければいいかわからなくなります。みなさんも大好きなものがたくさんあるお店を見つけた時など、そんな感じになりませんか?

それはそれでいいのですが、買い付けはたくさん歩くし、重たいものを持つし、頭と目がいっぱいになって、数時間ほどでヘトヘトに。

そこで、あんまりガチガチになりすぎずに素敵なものを発掘する良い方法を見つけました。

それは、「デンマーク人のお宅にお邪魔する」あるいは「デンマーク人に聞く」です。極意というほどでもないですが‥

   

基本的にデンマーク人はデザインやインテリアにこだわりがあり、また古いものをフリーマーケットなどで購入して使うということに慣れていて、お宅におじゃますると古いものと新しいもの、趣味とこだわりを上手にミックスしたそれぞれ違った世界観があります。

「これいいですね」というと、「それはどこどこのフリーマーケットで買ったんだ!」とか、「これはデンマークの ◯◯っていうブランドのものよ」「あそこにいいお店があるよ!」とか、そんな感じで教えてくれるのでとても参考になります。

「郷のものは郷のものに聞く」

日本の焼き物にしても、電化製品にしても、結局日本人がいちばん多く見てきているし、情報も圧倒的にあるので知っています。そして外国人に「日本の良いものを知りたいんだけど」というと、自国の良いものをいろいろ教えたくなりますよね。

私もなかなかできなかったのですが、買い付けだけでなく海外に行って買い物や食事をする際には、積極的に店員さんや現地の人とコンタクトをとってみることをおすすめします。

「あなたの好きなもの、おすすめの場所教えてくれない?」って聞かれて、悪い気がする人はあまりいないですよね。ついついいろいろ教えたくなってしまうもの。

英語が喋れなくても、笑顔で「Thank you!」って言えば大丈夫。

そんな感じで、郷の人に聞き、今回の買い付けでも加わった仲間があるので、またご紹介したいと思います。

 

ブログに戻る